パソコンやスマホを使っていると、「.exe」や「.dll」、「.html」など、少し専門的な拡張子を目にすることがありますよね。
これらは、アプリケーションの実行ファイルや、OSが必要とするシステムファイル、Webページの構造を作るファイルなど、重要な役割を担う拡張子です。
この記事では、実行・システム・Web関連の代表的な拡張子をピックアップして、初心者にもわかりやすくまとめました。
それぞれの特徴や用途を知ることで、ファイルの中身や安全性を見極める力が身につきます!
⚙ 主な実行・システム・Web関連の拡張子一覧
💻 EXEとは?
Windowsで使われる実行ファイルの代表形式。
ダブルクリックでアプリを起動できる形式で、ウイルスが仕込まれている場合もあるため、出所不明なEXEファイルには要注意。
🧩 DLLとは?
「Dynamic Link Library(動的リンクライブラリ)」の略。
EXEなどのアプリから呼び出される部品のようなファイルで、単体では動作しませんが、OSやアプリの裏側で重要な役割を果たしています。
🧱 SYSとは?
Windowsのシステムファイル形式。
デバイスドライバなど、ハードウェアとOSの橋渡しをする重要なファイルです。
誤って削除するとPCが起動しなくなることもあるため注意。
🌐 HTMLとは?
Webページの基本構造を記述するマークアップ言語ファイル。
「.html」または「.htm」の拡張子が使われ、ブラウザで表示できる形式です。
Web制作の第一歩としてもよく学ばれています。
🎨 CSSとは?
Webページの見た目(デザインやレイアウト)を指定するスタイルシート。
HTMLとセットで使われ、フォント・色・余白などを美しく整えるのに欠かせません。
📜 JS(JavaScript)とは?
Webページに動きをつけるためのスクリプト言語ファイル。
ボタンを押したときの反応や、ページ内の自動更新など、インタラクティブな機能を実現します。
🧾 BATとは?
Windowsで動作するバッチファイル。
複数のコマンドを自動で実行するファイルで、手作業の手順を効率化するために活用されます。
内容はテキスト形式で編集可能。
🐧 SHとは?
LinuxやUNIX系で使われるシェルスクリプトファイル。
コマンドをまとめて自動実行する点ではBATと似ていますが、Linux環境での設定作業や自動化に用いられる形式です。
✅ 実行・システム・Web関連拡張子の使い分けはこう考えよう!
✔ Windowsでアプリを実行したい → .exe
✔ バックグラウンドで動く部品 → .dll
や .sys
✔ Webページを構築・装飾 → .html
, .css
, .js
✔ コマンドを自動化したい → Windowsなら .bat
、Linuxなら .sh
これらのファイルは、操作ミスやウイルス感染のリスクがあるものも含まれているため、用途や環境をよく理解したうえで扱いましょう。
それぞれの拡張子の詳細記事もあるので、気になるものからチェックしてみてください!
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