ボタンをクリックすると表示が変わったり、スライドショーが動いたり──
そんなWebページの“動き”を実現しているのが「JSファイル」、つまりJavaScriptです。
でも、「JSってプログラミング?」「HTMLやCSSとどう違うの?」「初心者でも使えるの?」と思ったことはありませんか?
この記事では、JavaScriptの基本的な役割・仕組み・メリットと注意点、そしてHTML/CSSとの関係までを初心者向けにわかりやすく解説します。
Web制作における「仕組みを理解する第一歩」として、ぜひ参考にしてください!
🔸 JS形式とは?
読み方と正式名称
「ジェイエス」と読みます。
正式名称は JavaScript(ジャバスクリプト) です。
いつ・誰が開発したの?
1995年にNetscape社のブレンダン・アイク氏によって開発されました。
現在はWebの標準技術として、HTML・CSSと並ぶ三本柱のひとつとして世界中で使われています。
簡単な仕組み(スクリプト言語/動的処理)
JavaScriptは、Webページ上で動きを制御するスクリプト言語です。
たとえば…
document.getElementById("sample").innerText = "こんにちは!";
というコードで、HTMLの要素のテキストを書き換えることができます。
ユーザーの操作に応じて処理を動かせるのが最大の特徴です。
スクリプト言語ってどういう意味?
「スクリプト言語」とは、プログラムをあらかじめコンパイルせず、Webブラウザなどが直接実行できる形式の言語のこと。
JavaScriptは、Webブラウザ内で自動的に動作するため、特別な環境がなくても動かせるのが魅力です。
🔸 JSのメリットとデメリット
メリット
✅ Webページに動きや反応をつけられる
アニメーションやメニュー開閉、バリデーションなどが実現可能。
✅ ユーザー操作にリアルタイムで対応できる
クリック、入力、スクロールなどに即反応する動的UIが作れます。
✅ 学習環境が手軽!
HTMLと組み合わせて、メモ帳+ブラウザだけで始められます。
デメリット
⚠ 書き方によっては動作が不安定に
処理速度やブラウザ差に影響を受けることもあります。
⚠ セキュリティリスクがある
悪意のあるスクリプトが使われると、情報を盗まれる危険も。
⚠ 単体ではWebページとして表示できない
HTMLと組み合わせて使うのが前提です。
🔸 JS形式はこんなときに使おう!【おすすめ用途】
✔ スライドショーやアニメーションを加えたいとき
✔ フォーム入力にエラー検知や確認機能を入れたいとき
✔ シングルページアプリ(SPA)を作成したいとき
⚠ 静的なWebページには不要なケースも。用途に応じて使い分けましょう。
🔸 JSと他の拡張子の違いは?【比較でわかる特徴】
項目 | JS(動作・処理) | HTML(構造) | CSS(デザイン) |
---|---|---|---|
拡張子 | .js | .html , .htm | .css |
主な役割 | 動き・インタラクション | 骨組み(見出し・段落) | 装飾(色・配置) |
単体使用可否 | ❌(HTMLと併用) | ✅(表示可) | ❌(HTMLと併用) |
🔸 知っておきたいJSの注意点・豆知識
🧪 デベロッパーツールで実験できる
ブラウザ(Chromeなど)に内蔵された「開発者ツール」で、JSを直接実行して確認可能。
🛡 外部ライブラリで効率UP
jQueryやVue.js、Reactなどのライブラリ・フレームワークと組み合わせることで開発効率が格段に向上します。
🚫 Javaとは別物!
名前は似ていますが、JavaScriptとJavaはまったく異なる言語です。
🔸 まとめ|JSはこんな人・用途におすすめ!
JS(JavaScript)は、Webページを“動かす”力を持った言語です。
✅ HTML/CSSまではわかるけど、次のステップに進みたい
✅ ボタンやメニューなどを動かしたい
✅ Webアプリを作ってみたい
そんな方にとって、JSの習得は必須です。
簡単なコードから始めて、Webページに“命を吹き込む”楽しさを味わってみましょう!
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