今日は何の日?6月17日は「三枝祭(さいくさのまつり)」🌿💐

三枝祭(さいくさのまつり)の文字 記念日解説

花の美しさと祈りが調和する、日本古来の神事。

それが、6月17日に奈良の率川神社で行われる「三枝祭(さいくさのまつり)」です。

別名「ゆりまつり」とも呼ばれ、笹ゆりを神前にお供えして無病息災を祈願するこの神事は、日本最古の“ゆりの祭り”とされる由緒ある伝統行事。

自然の花を捧げるという素朴で美しい風習に、心が洗われるような時間を過ごすことができます🕊️✨


「三枝祭」は、奈良県奈良市にある率川神社(いさがわじんじゃ)で毎年6月17日に執り行われる伝統の神事です。

このお祭りは、疫病除けや無病息災を祈る目的で古代から続けられており、笹ゆりを神前に供えるという、日本でも非常に珍しい“花の祭り”です🌸

祭礼では、笹ゆりの香りに包まれた神前に神饌や神酒をお供えし、古式ゆかしい装束に身を包んだ神職たちによって、厳かに儀式が進行されます。

その美しさと荘厳さから、多くの参拝者が毎年訪れる人気の祭礼となっています。


「三枝祭」が6月17日に行われる理由は、古代よりこの日が正式な斎行日として定められていたためです。

その歴史は奈良時代の律令制にまで遡り、701年(大宝元年)の「大宝令」にも記載されるほど。

つまり、国家の正式な年中行事として位置づけられていた由緒ある神事なのです。

元来は、疫病の流行を鎮め、民の健康と国の平和を願う祈願祭でした。

今もその精神を受け継ぎ、6月17日に変わらぬ形で営まれているのが「三枝祭」です。


✅ 日本最古の“ゆりの神事”
 → 花を捧げることで神に祈る、清らかな日本人の感性が息づいています🌿

✅ 厳かな儀式と美しい神具の調和
 → 黒酒・白酒・神饌を包む折櫃や笹ゆりの装飾は、見た目にも凛とした美しさ✨

✅ 三輪山とゆかりある神社での神聖な時間
 → 大神神社の摂社として、神々の息吹を感じられる場所です⛩️

✅ 現代にも続く“祈りの文化”
 → 疫病除けの神事として、今こそその意味があらためて注目されています🕯️


🌸 奈良の率川神社を訪れて神事に参加してみよう
 → 毎年6月16日〜18日が祭礼期間。6月17日が本祭です📅

👘 儀式を見学して、日本古来の美しい所作に触れる
 → 雅楽の音色や神職の装束など、視覚と聴覚でも神事を味わえます🎼

🌿 境内に咲き誇る笹ゆりを愛でながら祈りを捧げよう
 → 花とともに感謝や願いを心に込めて、手を合わせてみてください💐

📸 「#三枝祭」「#ゆりまつり」でSNS投稿して伝統を広めよう
 → 花祭りの写真や感想をシェアして、日本文化の美しさを共有✨

🍃 散策を通して奈良の歴史と自然にふれてみよう
 → 近くの奈良町や春日大社など、歴史的散策ルートと併せて巡るのもおすすめ🚶


「三枝祭(さいくさのまつり)」は、花を捧げるという日本人の信仰の原点に立ち返ることができる日です。

笹ゆりの香りに包まれた神聖な空間で、古代から続く祈りの形にふれ、今の時代にも大切にしたい“美意識”や“感謝の心”を再確認するきっかけになるでしょう。

6月17日──

やさしい花と、静かな祈りの響きに耳を澄ませながら、自分の中の“心の清らかさ”を見つめてみてはいかがでしょうか?🕊️💮

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