東野圭吾 著 『マスカレード・ナイト』って どんな本? マスカレード シリーズ 3作目!

東野圭吾『マスカレード・ナイト』 小説

『マスカレード・ナイト』は、東野圭吾による「マスカレード」シリーズの第3作。2017年に集英社から刊行された本作は、華やかなホテル「コルテシア東京」で繰り広げられる潜入捜査を描いた長編ミステリです。

練馬のマンションで若い女性の他殺体が発見され、その犯人が年末のカウントダウン・パーティー「マスカレード・ナイト」に現れるという匿名の密告状が警視庁に届きます。事件解決のため、刑事の新田浩介が再びホテルマンに扮して潜入捜査を行うことに。

前作で新田とコンビを組んだ山岸尚美は、今やコンシェルジュとして多忙な日々を送っていました。仮面舞踏会さながらのパーティーでは、500人の参加者が仮面を付け、真相を隠すかのように振る舞います。仮面の下に隠された真実にたどり着くため、新田と尚美の名コンビが再びホテルという舞台で謎に挑む姿が描かれます。

事件とパーティーが交錯する非日常の空間で、犯人を見つけ出すことはできるのか――緊張感あふれるストーリーが展開します。

東野圭吾『マスカレード・ナイト』

『マスカレード・ナイト』

(集英社文庫)

2017年 9月 発売

練馬のワンルームマンションで若い女性が殺害される事件が発生。事件現場には不可解な加熱痕が見つかり、警視庁は他殺と断定して捜査を開始しました。

そんな中、警視庁に届いた匿名の密告状には、「犯人は大晦日の夜、ホテル・コルテシア東京のカウントダウン・パーティー『マスカレード・ナイト』に現れる」と記されています。この情報を基に、警察は潜入捜査を決定。事件解決の鍵を握る犯人を捜し出すため、再び刑事の新田浩介がホテルマンとして潜入することになりました。

かつて協力した山岸尚美は、現在コンシェルジュとしてホテルの顔となっていましたが、多忙な業務の合間を縫って新田の捜査に協力することに。500人の参加者が仮面を付けて集まる華やかなパーティー会場では、誰が犯人で誰が密告者なのか、一切の手がかりがないまま捜査は難航します。

また、宿泊名簿の不審点や、怪しい行動をとる客たちの正体が次第に明らかになる中、殺人事件の真相は複雑な人間関係と絡み合い、犯人像はますます不明瞭に。刑事たちは仮面をかぶった参加者の中から犯人を特定しようと奔走しますが、事件の裏にはさらに意外な真実が隠されていました。

果たして新田と尚美は犯人を逮捕し、事件を解決することができるのか――極限の緊張感と謎解きが詰まったクライマックスが待っています。

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