📅 今日は何の日?
2月8日、または12月8日は「針供養(はりくよう)」の日🧵✨
この日は、折れたり曲がったりして使えなくなった針に「ありがとう」と感謝の気持ちを込めて供養する、日本の伝統行事です。
裁縫の仕事を一日休み、豆腐やこんにゃくなど柔らかいものに針を刺して、1年間の労をねぎらう――。
そんな静かな時間を通して、“道具を大切にする心”を育む日でもあります💐
古くから伝わる「針供養」は、暮らしに根ざした“日本人の美意識”が息づく行事。
地域によっては、2月8日を“事始め”、12月8日を“事納め”として行われるなど、古い暦との関わりも深いんです🌿
🧵 「針供養」ってどんな日?
「針供養」は、裁縫や手仕事に使う針を神仏に感謝して供養する行事です。
折れた針をそのまま捨てるのではなく、豆腐やこんにゃくに刺して“やさしく休ませる”という形で感謝を表します。
この風習は、針仕事を職とする女性たちの信仰から広まりました。
裁縫の神様・淡島神(あわしまのかみ)をまつる寺社で法要が行われ、仕事の上達や無病息災を願う人々で賑わいます。
有名な針供養の寺社には、
- 東京・浅草寺の淡島堂
- 和歌山県・淡嶋神社
 などがあり、毎年多くの参拝者が訪れます🙏
針一本にも“魂が宿る”と考える日本ならではの行事――。
それが「針供養」なのです✨
📅 なぜ2月8日・12月8日?
古くから、陰暦の2月8日と12月8日は「事八日(ことようか)」と呼ばれ、仕事や行いを始めたり納めたりする節目の日とされていました。
その流れを受けて、裁縫の仕事を「一年の事」と見立て、感謝の気持ちを込めて行われるようになったのが「針供養」🪡
地域によって行われる時期は異なり、
- 東日本では 2月8日(事始め) に行われることが多く、
- 西日本では 12月8日(事納め) に行うのが一般的です。
こうして、日本各地に少しずつ異なる“針供養”の形が受け継がれてきました🌸
💖 「針供養」の魅力を感じよう!
✅ 道具への感謝を形にできる!
 → 日々使っている針や道具に「ありがとう」を伝える心を育てます。
✅ “もったいない”の心を学べる!
 → 物を大切にする精神は、日本人が誇る文化のひとつ✨
✅ 心を整える静かな時間に!
 → 裁縫を休み、心を落ち着けて一年を振り返るひとときを過ごせます🕊
✅ 手仕事の上達や安全を祈願できる!
 → 裁縫・手芸・ファッション関係の人にとって特別な日です🎀
🌿 「針供養」の楽しみ方アイデア
🪡 使えなくなった針を集めて供養する
 → 豆腐やこんにゃくにやさしく刺し、「お疲れさま」と感謝を伝えましょう🍢
🧵 針仕事をお休みする日として過ごす
 → 手を休めることで、気持ちをリセットし、新しい創作への意欲を高める時間に✨
🌸 淡島神をまつる寺社へお参り
 → 針供養の法要に参加して、手仕事の上達と安全を祈願🙏
🌿 道具を整理・点検してみよう
 → 壊れた文具や調理器具など、普段使う道具にも感謝する良い機会です。
✅ まとめ
「針供養」は、暮らしを支える道具に感謝を伝える日本の美しい伝統行事🪡✨
2月8日または12月8日――それぞれの地域で受け継がれてきたこの日には、針を休ませ、自分の手仕事を見つめ直す穏やかな時間が流れます。
日々の仕事や趣味の中で使う“道具たち”にも心を込めて。
今日だけは、「おつかれさま」「ありがとう」とやさしく声をかけてみませんか?🎀
 
  
  
  
  

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