Wordで英単語やメールアドレスを入力したときに、勝手に最初の文字が大文字になって困った経験はありませんか?
これはWordの「オートコレクト(自動修正)」機能によるもの。
この記事では、自動で大文字になる原因と、その止め方をわかりやすく解説します。
原因は「オートコレクト」の設定
Wordは初期設定で「文の先頭を自動的に大文字にする」が有効になっています。
このため、例えば
example@example.com
と入力しても
Example@example.com
と修正されてしまうのです。
自動で大文字になるのを止める方法(Windows)
- 「ファイル」→「オプション」をクリック
- 左のメニューから「文章校正」→「オートコレクトのオプション」を選択
- 「入力中に自動修正する」のタブ内にある
✅「文の先頭文字を大文字にする」
のチェックを外す - OKを押して完了!
これで、勝手に大文字になることはなくなります。
注意点と補足
- 「I(私は)」など、意図的に大文字にすべきものも自動にならなくなるので注意
- 必要に応じて、一時的に戻す or 再設定も可能です
- ExcelやOutlookにも同様のオートコレクト設定があるので、同様に調整可能!
よくある質問 ❓
- Q新しい文書を開くたびに設定し直す必要はある?
- A
一度設定すれば、以後すべての文書に反映されます。
Wordの「オートコレクト」設定は、個別の文書ではなくWord全体に対して有効なため、新しい文書を開いても自動でその設定が使われます。
⚠ ただし、以下のケースでは再設定が必要になることも
- 企業や学校のPCなど、管理者が設定を上書きする環境
→ IT管理者が定期的に設定を戻す場合があります。 - 特定のテンプレートファイル(.dotxなど)を使用している場合
→ テンプレート固有の設定が優先されることがあります。 - 別のパソコンで作業する場合
→ Wordの設定はPCごとに保存されるため、他のPCでは再設定が必要です。
まとめ
Wordで英語入力時に先頭が勝手に大文字になるのは、設定で止めることができます。
自分の用途に合わない場合は、「オートコレクト」を見直すだけでストレスが激減!
ぜひ一度チェックしてみましょう。
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